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2023年度ご挨拶

日頃は、お取引先様、並びに従業員の皆様方におかれまして、多大なるご配慮・ご協力・ご支援を賜り、心より御礼を申し上げます。

 新年度を迎え、昨年度の皆様方の業務対応に、深く感謝申し上げます。また、新入社員6名を迎え入れることができたことも、さらなる喜びを感じております。新しい仲間の6名の方には、まず健康に留意いただき、そして、安全に毎日の業務をこなしていただき、ゆっくりとこれまでの日常生活から、新しい生活へ移行していただきたく思っております。

 2022年度の経済・生活環境については、コロナ感染症の対応から、少しずつありふれた日常生活への還帰へと、現在に至っております。特にこの3年間、仕事・生活において、大きな負荷を強いられた時期を過ごしてまいりました。加えて、半導体供給問題から始まり、海外の地政学的紛争問題の露呈や、グローバル経済環境の影響、外貨高によるエネルギー問題・物価上昇の問題など、さまざまなことが起きた2022年度でした。

 山清工業として、これらの紆余曲折の経済変遷の過程で、今後の経営に何をすべきか、考えさせられる2022年度でした。大口顧客との取引の不安定さにより、経営基盤の見直しを幾度となく実施してまいりました。その結果、3年前の経営状況から、この環境下に置かれながら、本業の利益を出せるよう、日々鍛錬する日々が続きました。結果、さまざまな点で、その効果を確認することができるようになりました。また、品質に関しての問題も、2022年度はあらためて、”保安部品のものづくりの基本とは何か?”を、問われる日々が続きました。結果として、下半期は大幅な品質改善を実行、結果が出た半年であったかと思いました。

 2023年度は、このような過程を踏まえ、変化の激しい経済環境への追従と、舵を取るべき経営の矛先を磨き上げることが、必要になってまいります。全てのことに関して2023年度は、目の前の仕事への対応、そして、その先を見越した準備をする年となります。目の前のことだけをやればいい、という時代は終わりました。先を見据えた考えを持ち、変化をさせ、それを繰り返すことが今後の仕事に必要なスキルである、と思っております。

 2023年度の社内スローガンは、”基本に帰りましょう”としたく思っております。今の目の前の仕事に対して、この仕事のやり方は本当に正しいのか?、今まで通りで良いのか?、問題点をもっと見つけて、より良いものにできないか?。そういった”疑問:なぜ”というキーワードを常にもち、付加価値を追求し、かつ、ストレスをできるだけ少ない業務へ変えていくことを、目標としたく思っております。今こそ変わらなければ、この時代の淘汰される渦に巻き込まれてしまいます。そうならないよう、日々精進し、愚直に一緒に業務に取り組みたく思っております。ご協力・ご理解のほど重ねてお願い申し上げます。

最後になりますが、2023年度皆様方のご健勝・ご多幸を祈念し、そして、あるべき企業の姿を目指し、一丸となって成果が出せる1年になるよう、心より期待を申し上げます。

よろしくお願い申し上げます。

山清工業株式会社
代表取締役社長
山田浩貴 拝

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